2015
10.05

うさぎの楽園

Category: うさぎさん
ちょっと前の事になりますが、私、パラダイスへ行ってまいりました。
そう、うさぎの楽園へ。

大久野島(おおくのじま)という、瀬戸内海にある小さな島。
なんでも、野生のうさぎが大繁殖して暮らしている島だそうで、
うちからだと、なんと日帰りで行けちゃう距離。
これは行くしかないではないか!と、以前から思っていたのです。

えさになる野菜を持って行くとうさぎさんたちが寄ってきてくれるという、
聞いただけで打ち震えるような情報を仕入れたのでいそいそと準備。

私の分と夫の分と、1袋ずつ。
お・・多すぎたかしら。(笑)

大久野島には餌を持っていく

楽園へは、フェリーで渡ります。
本州からだと広島の「忠海」から、四国からだと愛媛の「大三島」からで、
いずれも10分ちょっとで渡れてしまう距離です。

ワクワクしながら港についてびっくり。
ものすごい人だかり・・。
なんだここは?東京か?ニューヨークか?(大げさ)

知らなかったのですが、どうも最近
大久野島のことがいろんなメディアで取り上げられているらしく、
国内ばかりか海外からの観光客にまで人気スポットとして知られているのだとか。
特にこの日はシルバーウィークのど真ん中だったので、家族連れやカップルだらけ。

なんとー。
これじゃ、うさぎじゃなくて人を見に行くようなものじゃないかー。

もともとそんなにたくさんの人が乗ることを想定していなかったであろうフェリーは
立ち見続出、満員御礼の状態で出港しました。
沈まないかしら・・・どきどき・・・
と思っているうちに、あっという間に大久野島 パラダイスへ到着。

島に降り立ったそばから、うさぎを求めてさまよい始める人間たち。
その人間たちが持っている餌を求めて集まってくるうさぎたち。

もう、人間がうさぎを見に来たのだか
うさぎが人間を見に来たのだか分かりません(笑)

それにしても、

大久野島でドアップうさぎ

こんなに寄ってきてくれる!
あなた野生でしょ?警戒心とかないの?ないのね?

あちらにもこちらにもうさぎさん。
3連うさぎも珍しくありません。

大久野島で3連うさぎ

うさぎ好きの人間ばかりが集まる島だから
人から怖い思いをさせられたことがないのか、本当に警戒心がありません。
野菜を差し出すと、なんの躊躇もなく寄ってくる。

大久野島で3トリオうさぎ

もともとは、廃校になった小学校の飼育小屋から離された数羽のうさぎが
持ち前の繁殖力で数を増やしていき、現在に至るのだそう。
野生で管理されているわけではないので、生息数は諸説あるみたいですが(^^;)、
現在は島内に数百羽のウサギさんが暮らしているのだそうです。

この日は気温が高くて日差しも強かったので、
いたるところに伸びうさぎが。

大久野島ででろーん

ただ、野生にしては、いまいち野うさぎっぽくないというか、
こんなに飼いうさぎっぽい子もチラホラ。

大久野島のマーブルうさぎ

どうやら、「うさぎのいる島」として知られ始めた頃から、
自宅で飼うことができなくなったうさぎをこっそり捨てに来る人が現れたらしく・・
(うさぎに対しても島に対しても、ひどいことをする人がいるものです。)
そうやって島に捨てられた元ペットのうさぎと野生うさぎとの混血があらわれて、
この子のように、野うさぎっぽくないうさぎさんが増えてきたのだそうです。
私は見ることはありませんでしたが、島には耳垂れさんも暮らしているのだとか。
意外と生きる力があるのね、飼いうさぎも。

展望台からの眺めもきれいで、1日たっぷり遊べました。

大久野島の展望台

ちなみに、展望台はけっこうスパルタなのぼり坂です。ヒールだとたぶん無理。
そんなこと知らずにちょっと登ってみるつもりで足を踏み入れたが最後、
ひどく汗だくで息切れすることになりました(笑)

実はこの島は、戦時中に化学兵器の開発が秘密裏に行われていた島としても有名で、
島内には当時の資料を展示した「毒ガス資料館」などもあります。
宿泊施設もあって、テニスコートなんかも整備されていたり。
なので、うさぎ以外にも大人が楽しめるスポットがけっこうありました。

それにしてもうさぎ以上に人が多かった大久野島。
人間が持ち込んだ野菜が、うさぎが食べきれないほどにあちこち散乱していました。

餌余った赤ちゃんたち

特に港周辺は、帰り際に残った野菜をばらまいていく人が多いようで、
道路や植え込みの中など、いたるところに人参やキャベツの山が。

自分もたっぷり野菜を持ち込んだクチなので偉そうなことは言えないんですが、
週末のたびにこんなに溢れるほどの野菜が持ち込まれ、
平日になるととたんにエサを持った人間は姿を消し、
うさぎたちの生活リズムはどうなっているのかなーと、ちょっと心配になったりもしました。

人間が持ち込んだエサのおかげでどんどん数が増えたとしても、
ブームが去った頃には食料が少なくなって生きていけなくなるうさぎが増えて・・・
みたいなことになるんじゃなかろうか、とかも思ったり。

人間のエゴってこわいなー。
なんてことを考えながら、帰りのフェリーを待つ行列に並び、
帰路についたのでありました。
(人が多すぎてすぐには乗れず、2時間弱待って最終便にのりました・・・。)

島の一日が終わるのは早く、最終便は夕日よりも早く出ます。

大久野島の夕日

次は、ブームが落ち着いた頃にふらりと手ぶらで行ってみようかな。
いずれにしても、また行ってみたいと思わせてくれる島でした。


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