2017
03.31

不妊治療を始める・始めた人に伝えたいこと

Category: 不妊治療
来週、体外受精に向けた夫婦面談を受けることにしました。
例によって、1か月待ちでようやく回ってきた予約日です。

前回受けた手術の結果、今、わたしたち夫婦は

・積極的な治療はあきらめるか?
・体外受精に進むか?

という状況にあります。
(くわしくはこちらの日の投稿に書いてあります。)

私の通うクリニックでは、体外受精に進むためには
1)事前に渡されるテキストについて勉強して、
2)不妊コーディネーターさんとの夫婦面談(2時間)を受け、
3)理解度テストに夫婦そろって合格しなければなりません。

これは、
・治療に臨むために必要な最低限の知識を当人たちが
 きちんと身に着け、診療を効率的に進めるため。
・安易に治療を始めてしまうことによるトラブルを避けるため。
です。

病院のこの方針には、私自身はとても納得しています。
あらためて、信頼できる病院に通えていると思いました。

ということで、先日よりテキストの勉強中です。
ある程度知っている内容もあるけど、知らないことがたくさん!
それに、実際に自分がこれからこの治療を受けるかもという気持ちで
あらためて勉強すると、理解の仕方もこれまでとは変わりました。

テキストは病院が独自に作っているもので、
実際には1,000円払って買っているので掲載は控えますが、
一つだけとてもグサリときたことを。
体外/顕微受精の成功率についてです。

私の通う病院での治療実績数が、以下のように紹介されていました。
(数字は整数に丸めています。率は対症例に対する値です。)

---------------------
~29歳…妊娠率57%、出産率49%
30~34歳…妊娠率54%、出産率44%
35~39歳…妊娠率49%、出産率34%
40~42歳…妊娠率33%、出産率19%
43~44歳…妊娠率17%、出産率4%
45歳~…妊娠率3%、出産率0%
---------------------

20代と30代でこんなにも出産率が違うのかと
あらためてショックでした。
そして、30を過ぎるとこんなにも右肩下がりになるのかと。

いや、こういう数字はよく見てきたけれど、
いざ自分が今の年齢になって、これから体外受精に
臨むかもしれないという気持ちで改めてみてみると
色々と感じるものがあります。

私は今33歳。
不妊クリニックのドアを叩いたのは29歳の時です。

このブログでは何度か書いていますが、
最初の3年間は今とは別の病院に通っており、
そこでいくつかの検査を受け、タイミング法を続けていました。
が、成果が出なかったので通院先を今の病院に変更。
すると、前の病院での検査結果の診断が誤っていたことや
治療法が不適切だったことがいくつも判明しました。

正直、3年間ムダにした、と思いました。
そして、何の疑問も抱かずに3年間もバカ正直に
通院していた自分を恨めしく思いました。

もしあの時、最初に今の病院を訪れていたら。
29歳か30歳の頃には、今の私の状況までたどり着けていたはず。
そうでなくても、もっと早く見切りをつけることもできたはず。
なんでそうしなかったのだろうと、
言葉通り、後悔先に立たずです。

病院を責めているのではありません。
真剣に考えていなかった自分自身に対して、憤りを感じます。

ということで、これから不妊治療を始めようとしている人や、
不妊治療を始めたけれど、なんとなくタイミング法から
順番に治療をしている、と言う人に伝えたいこと。

普通は、もっとちゃんと考えて、色々たくさん調べて
不妊治療に取り組む人がほとんどだと思うので、
バカな自分を棚に上げて何を偉そうに・・・なのですが(^^;)、
それでも最近、妊活ブームだのなんだの言いますし、
自分への戒めも込めて、書いておこうと思います。

できるだけ自然な方法(タイミングとか)に望みをかけて、
「20代のうちはタイミング法で様子を見よう」とかって考えるのは
全然悪いことだと思いません。
もし今の私が20代だとしても、やっぱりそう思う可能性は高いです。

でも、治療の仕方を決める前に、
まずは信頼できる病院をきちんと見極めて、
適切な検査を受けて、

・不妊の原因(原因不明かの判断も含めて)
・自分に与えられている選択肢と、それぞれの成功率

をきちんと把握したうえで、治療方針を決めるべき。
と思います。

「タイミング法でも妊娠できる可能性が十分残されている29歳」
とりあえず1年間タイミング法を続けてみるのと、

「タイミングも人工授精も可能性は限りなくゼロに近いけれど、
 体外受精をすれば49%の確率で出産できる29歳」

とりあえず1年間タイミング法を続けてみるのとでは、
ぜんぜん違います。
タイムリミット的なことだけでなく、お金だってかかります。

私は治療を始めた当時、後者でした。
でも、勝手に前者だと思い込んでふらふらしていた結果、
33歳も半ばの今、出産できる可能性が下がってしまいました。

その間、
漢方クリニックにも通ってみたり、
葉酸サプリや不妊に効くというお茶を一生懸命飲んでみたり、
体調不良で死にそうなのに痛み止めを飲むのを我慢したり、
排卵検査薬を個人輸入で大量購入してみたり、
友達の妊娠出産を羨ましがって落ち込んでみたり。

いろんなことをしてきましたが、ぜーんぶ意味がなかったわけです。
だってそもそも卵管の機能がほぼ失われていたんだから。
体質改善とかでどうにかなる問題じゃなかった。

お魚さんが、必死に陸上マラソンの練習してるようなもんです。
いや、アナタそもそも肺呼吸できないからね?
スタートラインに立ててないからね?みたいな。

たぶん今の私の年齢だと、出産率は43~44%くらい?
あと5年たっていたら、30数%まで下がっていたことになります。
せめて、30代前半の今気づけて良かったな、と思います。


ということで、そんなことを色々と考えていたら、
やっぱり体外受精に進んでみたいな、と思うようになってきました。
手術後半年はタイミングで‥と思っていたけれど、
少ない回数で成功率の高い年齢のうちに
できるだけ早く挑戦してみたい、という気持ちです。

たぶん、仕事をどうするかとか、今までとは暮らし方のスタイルを
見直さないといけなくなるとは思います。
今は勝手に気持ちが盛り上がっちゃってるだけかも。

まずは面談を受けてからもう一度夫婦で話し合いたいと思います。

ひとまず来週、面談が楽しみです。

スポンサーサイト

トラックバックURL
http://riko804.blog.fc2.com/tb.php/316-a4e4b9a8
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top